レバーハンドル交換費用とメリット

トイレのドアノブを、握りやすいレバーハンドルに交換したいと考えている方もいるでしょう。ここでは、レバーハンドルへの交換費用と、そのメリットについて解説します。レバーハンドルへの交換費用は、業者に依頼する場合、おおよそ9,000円から22,000円程度が相場です。通常の丸ノブからレバーハンドルへの交換は、ドアノブ本体の価格が高くなるため、費用も若干高くなる傾向があります。しかし、レバーハンドルには、丸ノブにはない多くのメリットがあります。まず、レバーハンドルは、握力が弱い高齢者や子供でも、簡単にドアを開閉できるというメリットがあります。丸ノブは、握って回す必要があるため、握力が弱いと開けにくい場合があります。レバーハンドルは、下に押し下げるだけで開閉できるため、力の弱い方でも楽に操作できます。また、レバーハンドルは、両手がふさがっている時でも、肘などで開けることができるというメリットもあります。荷物を持っている時や、赤ちゃんを抱っこしている時など、手が使えない状況でも、簡単にドアを開けることができます。さらに、レバーハンドルは、デザイン性に優れているというメリットもあります。丸ノブに比べて、スタイリッシュでモダンなデザインのものが多く、トイレの雰囲気を変えたいという方にもおすすめです。DIYでレバーハンドルに交換する場合、ドアノブ本体の価格は、3,000円から6,000円程度です。業者に依頼する場合に比べて、費用を大幅に抑えることができますが、注意点もあります。レバーハンドルは、丸ノブに比べて、構造が複雑なため、交換作業に慣れていないと、取り付けに失敗したり、部品を破損したりする可能性があります。交換作業を行う前に、必ず取扱説明書をよく読み、作業手順を確認しましょう。また、バックセット(ドアノブの中心からドアの端までの距離)とドアの厚みも、必ず確認しておく必要があります。これらのサイズが合わないと、ドアノブを取り付けることができません。